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見物も隠居婦女子之外禁制若し罷越候得は
家禄没収改易等之重き御所【処】分に相成候事
一勝見下川原之地先に当る小道具町川端市井氏
屋敷の言伝へに大騒動之節不時に追出し
の太鼓を打鳴し騒ヶ敷聞ゆる故優敷椽
側へ出しに川上より老若男女と群れ立倒るゝを
も不構我先と飛越へはね越へ逃走り
只事ならずと思ふ内血刀片手に生ま首提之
上下着之侍又紫縮緬長羽織之若衆
緋縮緬身内模様之上は着撫髪錦上着之
後室其外絡仕腰元女手に〳〵色ゝ携へつゝ
尻をつまげて渡り瀬ゟ木田堤へ逃行き去んに
初てさとる舞台の騒動追々聞こゆる
実説は妹背山狂言最中にて有しとなん
右下立矢ゟ浜町上川原へ移り数年来《割書:今和田や|の表手》
興行せし処度々の火災にて新築仮小屋等造作
せしに川添附き寄せ地取払之御趣法により
橋南堂の後口町表畑地新築《割書:今九十九|新地》然る処
十二年の秋楽屋ゟ出火焼失 十四年九月
元御舟町 新築町名照手町の故を以