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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

変して出れハ則震 停(トマ)るなり       地震之徴 震セんとする時夜間に地に孔(アナ)数々出来て細き壤(ツチクレ)を 噴(フキ)出して田鼡口(ウコモツ)ごとしと是 土龍などの持上るの 類ならん歟 又老農野に耕(タカヘ)す時に煙を生ずることきを見て 将に震せんとするを知ると 又井水ニハかに濁の湧も亦震の徴なりと天文考要 又世に云伝ふハ雲のことくなるハ地震の徴なると是 雲のごとく見ゆるなり 地震の和名をゐと云和漢三才図絵iはなへとあり なゐの仮名然るべから無と 季鷹翁の説になハ魚にてゐハゆりの約(ツヽマ)りたる にてなゆりといふ事ならむ歟魚の尾 鰭(ヒレ)を動