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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

天文志よりハ変を記して応を記さず是春秋の意 に本づくなり今太平御代何の応フ是あらむ地震 即災異にして外に応の有べきとなり人にこころを やすんして各の務(ツトメ)をおこたらざれ    文政十三年         寅七月廿一日            思斎堂                                 主人誌 此地震考一冊ハ予カ師濤山先生の考る所にしてこの 頃童蒙婦女或ハ病者抔さま〳〵の虚説にまどひニ おそれおのゝきまた今に小動も止ず此後大震やあらんと 心も安からされハ歴代のためしを挙(アゲ)て其まとひを 解きてこゝろをやすんぜさらしむ京師ハ上古より大震も 稀なり宝暦元年の大震よりこの年まで星霜八十年を 経れハ知る人すくなし此災異に係(カリ)て我を損じ