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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

ニて不審なれ吉の極所ハ凶凶之極所ハ吉なれハ 成べし毎度無禅之物語成仰らる愚按るニ四方市 之占考著(イナ(チの誤カ)ジル)き事賞するに余り有既ニ天地之変異を 知りて愛宕山々のかれしとうへなるかな此山々至りて 調子有りしニ其変もあんなれ共是ハ陰極りて 陽ニ変し陽極りて陰を生ず互極にて哀生ずといふニ 同じからず其頃ハ京州一般の大変故 無 震気充満して歩むニ道なく逃るに所なし其時 なれバ四方市も身体茲ニ極るといふ所ゆえ反て其音 調の直りしも至極の事ニ覚へ侍る也 素問五運行大論曰風勝則地動                           怪異弁断曰 此説ニ随ふ時ハ地震ハ風気之所為也又曰地震ニ鯰の 説世俗に有佛説なるニや風を以て鯰としたるもの歟魚