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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 31

ページ: 31

翻刻

照し日々炎熱之気地中ニ爵閉其空をおこし 昇しむるとき地中之硫黄硝石之気を吸上る事 殊ニはなはだしく此硫黄硝石と火気と同物と成て 衝て空中に迫り或ハ重る雲に囲まれ或ハ冷疾湿之 気ニ束ね迫られ一塊之火団と成り出んと欲して驚 事能ハず陰陽摩盪して音を発し空中を迸 りセまり或ハ火気空之隙を叢越ニ電となり 雲間に映じて其形ち金蛇之走るごとく激怒 之あまりニ重雲を破り裂榑撃一声して終に 落る其声繒を裂が如し是則即雷成ゆへに雷之 轉し跡ニハ必ず硫黄焔硝之にほひより其電と雷 声と一斉ニ発する物ハ必下堕る其ゆへは電ハ雷の 用硫黄ハ雷ノ体成体用一体成火団と成て重空 ニつゝまれ激怒してくもを破り落る時ニ其体用