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コレクション: 朋誠堂喜三二

見徳一炊夢 : 3巻 - 翻刻

見徳一炊夢 : 3巻 - ページ 11

ページ: 11

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廿一のとしより廿五才までは 京都四条にすまいし やまとめぐり中ごく めぐりいせ高野よし のなどいくたびも心 まかせのたのしみ あるとしの なつぎをん のまつりの にわかにぎをん 町のはく?人の 名高き計りを 百人ゑらひみ な〳〵そりさげ あたまのやつこと なし黒びろう どのはんてんに 銀のむくの くぎぬきにし きのふんどしを いつとろ?にして 百人のやつこのお どりのしゆこう 此ほかさま〳〵 のおこりあれ どもまづこの 五十年が間 のはななり 【台詞】     もとの    とをりに   かみの   はへる   までは  おれが あげづめだぞ これはだんな  きゆうとい?〳〵 【地の文に戻る】 廿六の年より三十までは大坂 どうとんぼりに すみて同じく きまゝのおごり をきはめ京とは もちろん四こくちう ごくとなりあるきのきむき ほうだいあるとし江戸やくしや にてそがの狂言がみたく なりしとて金にあかして 江戸三座のやくしやを ぬき〳〵大せいよびよせ 桜田にかゝせてそがの狂言を 三日させたり初日は清太郎のみ けんぶつしあと二日を京中の ものにけんぶつを ゆるしぐつと しまわせて 江戸へ くらし けり  これ   この   五十年の     はななり