翻刻
【右丁】
風雨あり虚邪(きよじや)賊(ぞく)風とて
人をやぶる事急なり故に
聖人(せいじん)これ是を矢石(しせき)のごとくに
避(さけ)給ふといへり
冬至後(とうじのゝち)四十六日間 北斗(ほくと)北に建(おさす)
此時南方より来る疾風(しつふ)暴雨(ぼうう)
○立春後(りつしゆんのゝち)四十六日北斗艮に建す
此時坤より来る疾風暴雨
○春分後(しゆんぶんのゝち)四十六日北斗東方に
建此時西方より来る疾風暴雨
○立夏後(りつかののち)四十五日北斗巽に建す
【左丁】
此時乾より来る疾風暴雨
○夏至(けしの)後四十六日北斗南方に
建此時北方より来る疾風暴雨
○立秋(りつしうの)後四十六日北斗坤に建
此時艮より来る疾風暴雨
○秋分(しうぶんの)の後四十六日北斗西方に建
此時巽より来る疾風暴雨
右くはしき説は内経(だいきやう)に見えたり