翻刻
【右丁】
やう背(せ)腹(はら)手足(てあし)等にすへやう灸
のそぐはせやう灸 瘡(そう)のいやし
やうすべて灸治に効(こう)ある事
をくはしくあらはす
【左丁】
○食療
▲それ人は飲食(ゐんしよく)を以て生(せい)を
保(たも)つものにして富貴(ふうき)貧賤(ひんせん)と
もに日用(にちよう)欠(かく)へからず至(いたり)て切(せつ)
近(きん)の物(もの)なりその性を詳審(つまびらか)に
し量(りやう)をはかり宜(よろしき)にかなふとき
は身体(しんたい)を養(やしな)ひその病(やまひ)おのづか
ら除(のぞ)くべしこれ未病(みびやう)を治(ち)す
る要領(ようれう)にして養生(ようじやう)の大本也
周礼(しうらい)に食医(しよくい)あるは実に故(ゆへ)