翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 97

ページ: 97

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【右丁】 へし腫物(しゆもつ)には酢(す)ばかりにて 付る積塊(しやくくはい)にて痛(いたみ)針薬 効(しるし) あらざるにしば〳〵効(こう)を得たり ▲世に桂枝(けいし)と肉桂(▢▢けい)とを二物(にぶつ)とし その功能(こうのう)を別(わか)つは誤(あやまり)なり仲 景の意に違(たが)へり桂枝は桂の 総【惣】名にして桂の枝(ゑた)といふ事 なり葛(くず)の根を葛根(かつこん)菊の花 を菊花(きくくは)とよぶに同(おな)じ只一物 とし補薬(ほやく)として味 辛(から)く甘 く気 稍(やゝ)烈(はで)しきを撰(ゑらひ)用ゆべし 終 【左丁】 文化四年   《割書:丁| 卯》三月吉旦  浪華書肆   《割書:新町西口砂場》     海部屋勘兵衛