翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 96

ページ: 96

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【右丁】 聾(しか)たるにも年月を経(へ) ざるには効(こう)速(すみやか)なり但右一 剤(さい)として一・二剤用ひその 日数月と薬をやめ保養(ほよう) をつゝしみ又 服(ふく)すべし 毒(どく)気の去(さる)と去(さら)ざるとを 考へ五六剤を用ゆへし ▲歯(は)の根(ね)肉(にく)落(おちた)るに紫根(しこん) 一味 煎(せん)じてふくむ滓(かす)を黒(くろ) 焼(やき)にして付へし落馬(らくは)し て歯(は)を打かきたるにもよし 【左丁】 ▲痛(いたみ)をやむる一方 大黄 天南星 黄柏 鹿角《割書:焼》各 五銭 胡椒 川芎 各二銭 右 虫積(むししやく)或は食傷(しよくしやう)にて腹(ふく) 痛(つう)しすべて塊(くはい)ありて胸(むね) 腰(こし)つよく痛(いた)み針灸(しんきう)薬(やく)の 効(しるし)あらざるにつけて痛をや むるに妙なり付やうは右一所 に粉(こ)にし酢(す)にて粘(のり)をゆる〳〵 ととき右の薬末を合せ痛 む所に付 上(うへ)に紙をはり置