翻刻
【右丁】
形原松平 深溝松平 能見松平
荻生松平 桜井松平 藤井松平
長澤松平
第三
水野 久松松平 増山
【左丁】
松平 形原 藩翰譜二
紀伊守源家信は和泉入道殿第五の御子佐渡守奥嗣
六代の孫はしめ岩津殿と申し又岡崎の七人衆にかそへられ
宝飯郡形原の郷に移りしより形原の松平とぞ申ける
家信曾祖紀伊守家廣水野右衛門太夫殿の長女を妻と
す贈大納言家《割書:廣忠卿|の御事》北の方を《割書:徳川殿の御母|伝通院殿の御事》かへさせ給ひし時
家廣かの御婦にそひまいらすへき一事 岡崎殿の思ひ給はん
事はゝかりありとて女子一人まうけし中なれ共刈屋に送り
返してけり《割書:詳なる事は 酒井|雅楽助か伝に見ゆ》其子紀伊守家 その子紀伊守
家 徳川殿にしたかひて 所々の戦に高名す家信父