能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 19

ページ: 19

翻刻

社有少彦ノ命の 跡あり神主水上氏也惣し て今高洲山といへ共実は高淵山なり洲と淵と の誤り也夫木抄等にある中納言家持卿の哥に    狩人の来ぬ日もありて高淵の   山のきゝすはのとけからまし 家持仮に暫住み給ふ所とて今公家の谷内と て村の内にあり此嶽は高山にして色々恐 敷所あり才の川原はむの池抔とて有併し 絶頃は近国を見落し絶景也社のわきに 大木の杉あり別当高泉寺は真言宗にて元は八 坊ありしとて寺跡其侭有其比の寺代官の 筋目とて谷内村に千右衛門とてあり昔は此山の 一乗といふ所にありしにゟ一乗(ヒトノリ)千右衛門といふ先祖 は主馬の半官盛久の子信吉といふ人の子孫也 といへり又同村の打越の与兵衛と言百姓も鎌倉 権四郎景政の子孫のよし