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十九日 朝より快晴やはり辰巳の方へ黒き雲
出る西風吹夕方止
廿 日 朝より快晴暖気也
廿一日 朝より快晴寒気日の内西風吹
廿二日 辰巳之方へ黒きねた雲出る快晴夕方
《割書:毎夜辰巳の方より|東の方迄の間ニ》黒き雲未申より丑刁へ送り
《割書:稲光あり》
廿三日 朝より快晴
廿四日 朝より雨降寒気夕方ゟ雨止夜中晴
廿五日 大霜寒気快晴夜中も殊の外晴明七時
《割書:三十三度| 》 申の方ニあたり候て大風松を吹候如
くの音しはらくの間いたし居候釜の
にへたち候音物の様ニも聞へ暫時高
く聞へひきく聞へ致居候
廿六日 明七ツ時昨夜同断大風大木大松抔を
《割書:当年は梅桜杏|等ニ帰り花多し》吹候如くの音しばらくの内いたし居
《割書: |日々少々ツヽの地》候日【晩方か】方止快晴しかし風はさらに吹不
《割書:震は両三度位|ツヽ昼夜ニゆり申》申候深山抔まて瀧の音きこゑ候様の
《割書:候 |江戸》 音なり今日も快晴ニ而至極穏なる天
《割書:御屋形は今以御|囲向御出来ニ不》気なり右の音折々静ニなり強くなり
《割書:相成候よし》
いたし候すさましき音なり