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翻刻
《割書:水戸ニ而|完戸玄米七斗五升》くもる
《割書:大豆八斗四五升|小豆九升》
《割書:礒粕拾壹〆位入壹俵三百文ノニ直段立|》
摂州大坂市中大變をしるす
嘉永七甲寅十一月四日朝五半時ゟ大地震ゆ
り初メ凡半時計ゆり市中人々東西南北には
せ通り其騒動いわんかたなし大坂市中崩或
はゆがミ又は菱成ニ相成候處筆紙ニ難盡市
中ニ崩たる所凡貳百ヶ所餘宮寺抔も大ニ崩
れ損し天王寺塔ゆがみ有之然る所翌五日七
ツ時又大地震半時計ゆり夫ゟ何方共なく大
ニうなり皆々驚其音雷ニひとしく市中大ニ
さわき又暮六ツ時ニ大地震又々半時計ゆり
同六ツ半時頃沖より貳丈計なる大津浪出来
誠ニ海邊騒動目もあてらぬ事ともなり然ル
所阿治川きず川筋數千之大船小船とも一時
ニ打かさなり川筋さして流込道頓堀川筋に
にては日吉橋汐見橋幸橋住吉橋金谷橋長堀
にては高橋堀井川ニては水分橋黒金橋其外
阿治川橋亀井橋一時ニ落數千之船大黒橋ニ