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翻刻
見舞等相見候へ共いつもの火事は多少之事
ニも直ニ焼物方角板行売歩行候へ共作者も
あぐみ候哉今日迄売歩行不申候怪我人之事
は申者も無く死人数不知回向院内早桶迄は
間ニ合不申素麺類櫃又は天水桶醤油桶つゝ
ら風呂敷包も有之死人の山をなし申候恐敷
事ニ御座候
一芝宇田川町辺は二十一面ニ将碁倒潰家ニ相
成候神明前賑やかなる所む【「は」の誤りか】ち合せの如両側
ともつき付往来なし深川蔵屋敷棹蔵等七八
分倒れ申候
板行
仁義礼智忠信孝貞の内孝行を以第一とす人
として孝なく人は鳩鳥にもおとるへし遠国
ゟ江戸ニ縁付又は奉公に出たる人々はやく
親元へ無事をしらせて安心させ災難の内怪
我なきも孝のいたす所なり比は安政二年卯
十月二日夜四時俄ニ地震起り家はゆりつふ
れ即死怪我人数不知忽火事出来先ツ新吉原