みんなで翻刻ver1
コレクション: STAGE8
地震記 上 - 翻刻
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火災部 ○大震に恐臆して仕官の輩も槍長刀をも忘れ主従混乱し 又婦女に丸腰も多く家の神仏をも捨置卑賤の者の如ク 周章騒き我先にと逸足を出し逃る事を主としたるハ いかにそや故万民の苦心悲歎たとふるにものなし火の用 心ハ此時にありとしるへし又如此不心得より盗賊其隙をう かゝひ重代の宝器を失ふに至実に歎事ならすやいかに 大震なれハとて一先庭前後園に出時宜を見合一同立除に 極る時にハ其用意調ふへきとおもハる即時津波入来るものにも
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