翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

灌水伊呂波歌 - 翻刻

灌水伊呂波歌 - ページ 15

ページ: 15

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【右丁】  する也是瀑布の効験をあらはす兆なり   禁忌 過食を禁す平生三椀の人は二椀二椀の人は一椀と 次第を以て減し空腹を待て食へし猶一食も 除て食ふをよしとす滝【瀧】にかゝれば食すゝむも の也此時猶厳重に守るべし 精を潔斎し房事肉食酒類一切禁すへし  天保三年壬辰夏仲      日本橋駿河町  橘 尚賢識 【左丁】 瀑布効能記附載 新汲水にて手水をつかひ手巾を水に浸し水を 絞り上部より下部まて垢をすることくこするなり 但手巾あたゝまれば又水へひたしいく度もかゆる事也 此法は態態(ヒトリ)罷技(アンマ)の如く気血をめぐらし且 瘀滞(トヾコホル) する陽気を引おこすことあんまに万々まされる 良法なり 右は潅水の治に充当(アタル)といへとも虚弱の人大病人また は平生水に盥嗽せしことなく水に狎さる手あつく 生育(ソダチ)たる人潅水の施しかたきは先氏法より漸々