翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

牡丹餅棚有 / 市場通笑作 - 翻刻

牡丹餅棚有 / 市場通笑作 - ページ 11

ページ: 11

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太郎左衛門はたん〳〵おにどもと こゝろやすくなりけふは てんのふさまのおまつり あめをやめてごろうしろ たいてい子どもころこふ 事てはこさらぬといへは おにどものそて見る なるほとどんだうれしかると いへばおまへかたにたのむ事が              ある まつりのときはてんきにして くたされましのびては おふめいわく【大迷惑】 せつかくしたく       した こわめしは    かつ〴〵 いくらの そんかしれ ませぬ むめわかさまの なみだあめも ひさしいもんたといゝます あれもてんきのほうか いくらよい事か しれませぬ きつねのよめいりの ひでりあめおふきに おせわな事てござり         ます おまへかたとこゝろやすく なつたから人にわるく いわせたくない正月も れいをしもふまては てんきよくかのましないでも するときはしつほりと ぬらせごせつくはてんきよくさへ してやりなされはわるく いふものはひとりも なしくさめは でぬから ためして ころうしろ 【台詞】 それ ころふ  じろ【別資料を見ても「くろくしろ」としか見えないが、2行目の「こゝろ」などを見ると、この上の横棒がほとんどない癖字なので、やはりここは「ころふじろ」だと判断した】 【別の資料: https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100053393/viewer/12 】