翻刻!江戸の医療と養生

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腹内養生主論 3巻 - 翻刻

腹内養生主論 3巻 - ページ 11

ページ: 11

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【右丁上】 じんのぞうてうあいのむすめ せいきをうしない大きに ちからをおとし わするゝまなく あんじくらし やまいと なり き水 をへらし ければ じんの ぞうの 弟に 心火(しんくは)と いふものひ ごろ水と火 なれば中あしく よりつきも せずいたり けるがこのせつ じんのぞうおと ろへたるところへ つけこみむせふに 火がたかぶり わがまゝばかり いつてじんのぞうを     いじめる 【左丁上へ】 【右丁左中】 〽このはじめの  はんこ【てヵ】うに  くちめが   大ひらのくはの【ゐヵ】   をくらつて  いやあがつたが   大かたそれで    水がへつたで     あろふとしよりの      ぶんざいでほかに       へりよふはねへはづだ 【右丁下】 〽あごではいと【をヵ】  おつているぐら   いの事だ   とてもきさ    まにたて    づくち    からはねへ    ごめん     〳〵 【左丁上】 たましゐは めいのせいき いゑでして ゆきかたしれ ずときゝ 大きにかな しみついに きをとり のぼして こゝろみだ れける たましゐ のきちがい になつたを よく人がたまし ゐを見ちがへたなとゞ いふせりふはこんな 事より出たるなり はなは折ふしこゝへ きやわせかねてたまし ゐに心をかけいたりし ゆへきのちがいたるを さいわいさそひだして わがやへつれかへるこれ よりたましゐは はなのさきにぶらついて いるからどふでむつかしいはらの              うちだ 【左丁左中】 〽すこしみだれ   こゝろはなをあり  がてへきはちがつて  もよもやほかの   ところにちがいは    あるめへ      ■       たましゐは       どふり〳〵        おいらでさへむせふに         はな水がこぼれる 【左丁下】 〽これから  はなが ところへ ちよいと  きなさ    い   これ   かん   ばん    に    いつ    わり    なし    だ