翻刻
【右丁上】
一九ははらのうちの
ゆめを見てふしぎに
めがさめると
たちまちはらが
ぐはら〳〵となり
むねがわるくなり
むか〳〵としてげろ
〳〵とこまもの
見せをだしけるに
そのうちより
けふりのことく
なるものたち
のぼりかいばら
とくしんあらわれ
いでゝいふやう
そのほうこれまで
いかものぐいをこのみ
ちゝはゝよりゆづり
うけしはつぷ
しんたいをあやま
たんとする事
ふらちせんばん也
やまいはくちより
いるゆへまたくち
よりはきいださせ
【左丁上へ】
【右丁左下】
のや〳〵
いしやさま
をはきだした
たけのこ
よりやぶ
いしやは
【左丁右下】
どくだと
見へる
【左丁上】
し事みな
返報のどうり
にして善をなせば
そのみによくむくい
あくをなせはあしく
むくふことわりにて
くちよりおこりて
くちよりはく
とかくわざわひは
くちからおこる也
つゝしむべし
おそるべしくち
さへたしなみ
ているとき
はやまい
もいで
ずわざ
はひもおこらず
やうじやうの
みちはくち
をたしなむに
ありとおしへ
さとして
たちさりけるぞ
ふしぎなれ
【左丁中央】
〽とかく
おぬしも
くちがわるいから
にくまれるそして
かならずうそ
をつくめへぞ