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【右丁上】
このふたりは
めとはなの
あいだがら
にていたつて
こゝろやすく
ことに目と
はなはいろ〳〵の
ものを見たり
かいだりして
もうねんもふ
ぞうをおこす
わるものなかま也
こんどくちがかぶりの
よふすをきゝ
つね〴〵くちから
さきへでもうま
れたよふにひとりで
しやべりちらす
つらのにくさ
なんでもこのうへ
いじはにむせふ
に見たりかい
だりして
くはして
やらんと
そうだん
する
【右丁右中】
〽耳目鼻口舌
といつておなじ
六こんのなか
まなるに
へいぜい口が
わるくなん
でもかほ
ぢうにくち
があるよふ
いつはいに
しやべりやぁ
が■【るヵ】
【右丁左下】
あさね
をして
めがあ
かぬと
いつて
つばきをつけたり
おいらがころんだ
ときもきたねへ
あいつがつばき
を又しても
つきやぁがる
にはあや
まる
【左丁上】
くちはわざはひのかど舌は
わざはひのねなりへいぜい
くちがわるいゆへ人ににくまれ
目やはなが見たりかいだりして
むしやうにすゝめるゆへもと
よりいぢきたねへもちまへ
なればついくふきになりてひゐ
をやぶる事もうちわすれ
やたらにとりこむおにの
女ぼうにきじんとやら女
ぼうの舌もとかくわるい
くちにそつていれば
べちやくちやと舌を
うごかしおり〳〵は
したを二まいつかつて
うそをつきそのくせに
人のことはしたをだして
わらひそしりける
ゆへとかくしたなが
なおんなだと
にくまれもの也
【左丁左上】
〽わつちもした
であぢわつて
見やせう
ちつとばかり
すわせなせへ
【左丁中央】
〽すつぽんには
ばくろ丁の
ひしやの
ことだろ
そばはまた
にんぎやう丁の
みやまがいゝの
【左丁右下】
〽いろけより
くいけだ
とかく
くはずに
いんではこの
むねが
くはぬこゝろ
のなかにも
しば〳〵
くふはや
たらに
すきの
もの