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コレクション: STAGE7

風俗畫報臨時増刊第百十八號 大海嘯被害録(上) - 翻刻

風俗畫報臨時増刊第百十八號 大海嘯被害録(上) - ページ 38

ページ: 38

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【右頁上段】 御水おしろゐ 雪の友 同 梅の雪 同 花にしき 御ねり白粉 京にしき 同 都さくら  右いづれも  衛生上無害  の良品なり  皇国一等品 麝香精    大中小各種 麝香散    粉末製上等品 専売特許 空気帯揚  空気の量にてか  たくも軟らかに  も大小自由目方  軽し一番ゟ五番  迄三十銭ゟ四十  銭位 専売特許 弾機帯揚  此帯揚は圧ば縮  み亦元の形たに  復る   一番ゟ四番迄   十銭ゟ十八銭   位 日本国中に  類なき   おしろい也 無害 おしろい 御えり 御かほ 両もちひ 雪のつや きるいはんえりに すこしつゝかず? いつまでも むらに ならず 無害 おしろい 御えり 御かほ 両もちひ 八重かすみ 中けしやう |功能(こうのう)に ゆきの つやと 同じ 無害 おしろい 御えり 御かほ 両もちひ 花かゞみ うすけしやうは |天然(てんねん)のいろじろを □し少しも おしろい□ |知(し)らざる |□品(しな)なり 大販売所は東京及び       諸国小間物問屋     東京神田佐伯?本?町 おしろい問屋 山本逸造《箱:印》  【右頁下段】 教導団長陸軍歩兵大佐従五位 隠岐重節君序 向井将監拾三代業孫     鈴木正家著述 游泳術伝習法 菊判大本説明図入     実価廿五銭●郵便税弐銭●郵券代用壱割増 人は陸に住めとも水を離れず陸を歩むを知りて水を游ぐを知ら ざるは飯を得て着物を得ざるに等しく自衛の道に於て手抜り千 万なるは申す迄もなく裸体て道中はならぬの譬へにて進取の術 に疎かなるものと謂はさるを得さるへし勿論水を渡るには船あ れとも船は壊れものにして畢竟底板一枚の恃みに過ぎず仮し風 涛を凌き得たりとするも海戦の場合には水雷の難に罹らぬにも 限らざるべし仮し又船は乗らぬに極めし者と雖も誤って溺るゝ 場合、追はれて陥場合、擠さるゝ場合等場合は臻る所に起りて 其多きに勝へさるべく能く此場合を避け得たりとするも猶ほ此 外に水の方より襲ひ寄らるゝ場合のあるを奈何せん堤潰へて家 を浸すは姑く措き差当りては此度の大海嘯か三陸の海岸を漂し はたるか如き此場合に苟も災を免かれんには唯游泳術に依るの 外あるへからす一朝の天災に無惨の死を遂げたる同胞一萬余の 中には游泳術を知らさるか為めに免るへき災に罹りたるも多か らん然れとも游泳術は決して斯る万一の場合を期してのみ其効 用を顕すべきものに非す即ち是れ自衛の道なり即ち是れ進取の 道なり去れはこそ昔封建の代に在りても游泳は武芸の一端とせ られて各々修練の効を積み甚だしきは扶持の増減を懸けて其勤 惰を督したる藩さへありしなれ、況んや航海の事業日に頻繁を 加ふるの今日に在りては愈々益々其必要を感するか故に近来公 私の学校とも大概は此課の設あらさるはなきに至れり時は恰も 盛暑に入らんとして水は滑かに渚を洗ひ朝日の水心に沁るとき 波頭に夕照の□ふあたり人は暫く、化して鵜とならんとするな り故に本書は斯道の達人鈴木先生其 図解 を以て示したるも 秘訣を親切丁寧に説明し且る一々     のにて旧幕の頃は 猥に人の知る事を 秘書 に属せり今や先生に請ふて発行する 得る能はさる處の    に至れり依て游泳術に就ては本書の 外天下に良書なしと信す苟も游泳術を知らんと欲せは誰人にて も一読以て習練せは其妙技を極め怒涛も更に恐るゝ所無し 論 より証拠購読の上其虚実を知り賜ん事を 発行所《割書:東京市日本橋区本石|町三丁目拾七番地》小林喜右衛門 【左頁上段】 ●日本化粧品の大王 登録商標 水おしろい蒸留水精製 露の香 上等 共口瓶入 大瓶 金拾銭 小瓶 金五銭 此の水おしろいは寒製にして数十回あくをぬき一切鉛毒を去 り全き経験と学理を応用し品質は勿論薬品香具等いづれも良 品を以て精製したるものゆへ、のびよく、すへよく、主として 色を白くし、きめをこまかに、にきび、そばかすをふせぎ、お かほのあれる事なし 登録商標 ねりおしろい 新小町 麝香入 大瓶 金拾銭 小瓶 金五銭 此の新小町ねりおしろいは無毒にしておしろいやけの憂なく 弊堂多年実験の上製造したるものなれば其効能の著大なる事 は御使用の方々は確と知り給ふべし且つ最上の雲南麝香を用 ゆれば馥郁として悪疫邪気を避け最も衛生に適す良品なり 新発明奇効 登録商標 御かほの水 八重ひとへ 壱瓶   金八銭 桐箱入大瓶   金拾二銭 此の八重ひとへは大学某博士の発明にしてにきび、そばかす、 かほのしみを前以てふせぐ薬にて精製したるものゆへに男女 にかゝわらず此の水を朝夕に御用ひあれば肌へをなめらかに し夏は悪しき匂を防ぎ冬はひゞしもやけに効あり右三品とも 御試の上効能の虚ならざるを知り給ふべし        東京市日本橋区浪花町廿七番地明治座前橋際   製造本舗 五渓堂 謹白 ●取次店東京市中は勿論全国到る所有名売薬小間物店にあり御 もよりにて御求めの程願上候 【左頁下段】 堀戈洞編 作詞眼 正価 三十銭 郵税 六銭 堀捨次郎 深井鑑一郎先生校註 ●《割書:校訂|標註》東莱博議 全三冊《割書:定価各一冊丗銭|郵税各六銭 》 府立城北中学校教師深井鑑一郎先生集註 ●《割書:挿図|標註》史記列伝読本 全五冊《割書:正価 各廿銭|郵税四銭宛》 ●《割書:尚武|評論》孫呉講義《割書:服部|誠一》著 《割書:正価金四十五銭|郵税八銭》 頼山陽先生肖像自賛入 河村北溟先生講述 ●《割書:論|文》日本政記講義《割書:合本|二冊》 《割書:売価四十八銭|郵税六銭》 名取弘三、堀捨次郎爾先生講述 ●正文章軌範講義 全二冊《割書:売価五十銭|郵税十銭》 ●《割書:論|文》 日本外史講義《割書:深井|氏講》 《割書:正価廿五銭|郵税四銭》 ●《割書:深井|氏講》 大学中庸講義《割書:売価廿五銭|郵税四銭 》 ●《割書:花輪時之輔|先生講述》 論語講義 上下 《割書:定価各丗五銭|郵税六銭宛》 孟子講義   全二冊 金七十五銭 郵税十二銭 ●《割書:深井|氏講》 孝経講義 《割書:正価十五銭|郵税二銭》 ●文章軌範白文《割書:正続|二冊》 《割書:売価三十銭|郵税六銭》 ●《割書:畠山健|講義》 百人一首講義 《割書:正価十五銭|郵税二銭》 ●《割書:今泉|定介》 竹取物語講義 《割書:売価五十銭|郵税四銭》  ●《割書:先生|講義》 伊勢物語講義 《割書:売価二十五銭|郵税六銭》 第一高等学校教師 増田千信先生校訂 ●《割書:校訂|標註》つれづれ草 《割書:売価廿銭|郵税四銭》 今泉定介先生述 深井鑑一郎先生編 ●和文読本問答 《割書:売価十五銭|郵税二銭》 西村豊先生編纂 文章詩歌作法良材  紙数五百余頁 正価四十銭 郵税八銭 今泉定介先生校訂 上田胤比古標註 ●《割書:訂|正》標註 方丈記 《割書:売価八銭|郵税二銭》 ●《割書:挿|図》徒然草講義 《割書:伊藤平章|全二冊》 《割書:売価四十五銭|郵税十銭》 ●《割書:増田千信|校訂標註》土佐日記 《割書:売価十銭|郵税二銭》 ●《割書:今泉|氏講》 土佐日記講義 《割書:正価廿銭|郵税四銭》 ●近頃杜撰の類書多し誰著の何書と御指名を乞ふ 出版所 《割書:東京市神田区|西福田町一番地》 誠之堂