東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

善悪道中記 - 翻刻

善悪道中記 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

【右丁】 利慾(りよく)の迷所(めいしよ)【囲み線あり】 【右丁上部】 ○みやう   もんに  このんで   いるときは   山みちにかゝる  とくのもんを    こえざれば  まことの   みやうもんの    みちには     いりがたし  高(かう)うん   ざんの   うしろ     なり ○此所みやうもん   りよくのまへ 【右丁図内】 名門(みやうもん)【囲み線あり】 名(な)をうる木(き)【囲み線あり】 徳(とく)をうる木(き)【囲み線あり】 偽(にせ)賢人(けんじんの)社(やしろ)【囲み線あり】 よくの川【囲み線あり】 ○めいぶつ  ほしい  をしい   あり かねの鶴(つる)【囲み線あり】 ○かねの  つる  いくらも    あれ     ども    めつた      には     つか      まらず 【右丁下部】 ○よくの川その    かぎりをしらず ○このなかせんだうと   いふりよくのみち  すぢは日ゝにゆか   ねばならぬ     道すじにて   よのたび人    このかいとうに      くるしむ       なんじよ         なり ○やりくり ○くりまはし ○さんだん ○はう【注】を    かく すべてよの   たび人の  さま〴〵の   ふてう    ありて   このみち    すじを     ゆく      なり 【右丁枠外左下部】 道中二ヘン 十七 【左丁上部】 ○こがねはな     さき ふくじゆ    さう 多(おほ)し ○かね   かけ松 ○ぜに   かけ松    あり ○よのたび     人  りよくの   みちに    かゝりて  よろこび    かなしみ  かんなんしんくの    くるしみ       あり 【左丁図内】 黄金(こかね)の山(やま)【囲み線あり】 古銭(こせん)場(じやう)【囲み線あり】 利慾(りよく)の道(みち)【囲み線あり】 むけんの鐘(かね)【囲み線あり】 ぜに塔(たふ)【囲み線あり】 金(かね)がか滝(たき)【囲み線あり】 ○わがくびの   おちるもしらず  めのくらむましよなり 中銭(なかせん)道(たう)【囲み線あり】 かねが淵(ふち)【囲み線あり】 ○この池(いけ)に    ぜにかめ多(おほ)く   きんせん花(くわ)      はなさく 【注 はう=法又は報ヵ】