東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

善悪道中記 - 翻刻

善悪道中記 - ページ 26

ページ: 26

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【右丁】 逢身(あふみ)八契(はつけい)【囲み線あり】色(いろ)の道(みち)好臭(こうしう)皆道(かいどう)にある名所(めいしよ)なり ○やくそくをしたに こぬゆへいろ〳〵おも ひすごしをして のぼせあがり とんときち がひじみたと いふこゝろ     なり 不逢狂乱《割書:おもふ人にあはぬゆへ|ものぐるひのけしき也》【囲み線あり】 ○人はひまで   ゐるはわろし  ちよつとした   事が    しやくに     さはり  あつくなりて   ぐちをこぼす     ひまでゐる      ゆへのこと          なり 隙(ひま)の口説(くせつ)《割書:ひざをならべていふことが|ないとぐちをいふけしき也》【囲み線あり】 見会(みゑ)の番頭(ばんとう)《割書:出ばんのときりつはな|なりでゆさんにでるけしき》【囲み線あり】 ○たまさかのゆさんゆへ   こしらへたいるいを たのしみにして きて出たところは  みゑも    よく  ゆさん    とも  なるべし ○ともだちと   やくそくして  こゝでおちあふ  つもりなれば   よんで    もらう ○たのまれて   よびにゆくを   合(あは)せるきはんと         いふ 合(あは)せる気半(きはん)《割書:よびだしてあひたいと|たのむゆへよんでやる|     けしき也》【囲み線あり】 【右丁枠外左下部】 道中二ヘン 廿三 【左丁】 ○あんまりこゝろやすだてがすぎれば   かうもしさうもないものあゝも         しさうもないものと           いひぶ□【んヵ】              ふえて             あいそか             つきた               と            いふこと              なり 意趣(いしゆ)山(やま)の飽(あき)の盡(つき)《割書:あいそつかしにさま|〴〵といひぶん山ほど|ありあきていやになりし|        けしき》【囲み線あり】 ○ものごとになれぬ   ものゆへ  きばかりもむ   ことおほし せいてはことを   しそんずる  むまれつきの    せはしないと      いふこと         なり 下手の憋性《割書:せわしくせきこんで|しそこなふけしき》【囲み線あり】 ○あめにもゆきにもいと   はずにやくそくを         たがへぬは      しんじつの         こゝろ           なり 傘(しろき)【?】の夜(よる)の歩行(あゆみ)《割書:ゆくさきでのみすこし|おそくかへるはけしき|     よろしからず》【囲み線あり】 ○ひとりつく〳〵よのなかの   あぢきなきをかんがへ    ゑりにかほ       さしいれて  ものおもはしき         を  らくがんとも    いふべき  こぢつけ     ならん 片々(かた〳〵)の落顔(らくがん)《割書:かた〳〵はこゝにはゐず|ひとりじゆつくわいの|    けしきなり》【囲み線あり】