東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

善悪道中記 - 翻刻

善悪道中記 - ページ 9

ページ: 9

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【右丁】 子故(こゆへの)の迷所(めいしよ)【囲み線あり】 【右丁上部】 ほうさうとうげはしか山をこえ ざればあんしんならぬけしき也 こゝにきやうふうといふかぜ ふきむし汁出るはなの下 あかくなりてなきむし山 見ゆるなみだのあめ ふることおびたゝし 【右丁図内】 疱瘡(ほうさう)峠(とうげ)【囲み線あり】 痳疹(はしか)山(やま)【囲み線あり】 なきむし山【囲み線あり】 ひゐ居(きよ)谷(たに)【囲み線あり】【脾胃虚=消化機能の低下した状態のこと。】 食(く)ひ杉(すぎ)【囲み線あり】 ○名ぶつきおう丸  くまのゐ八ツめうなぎ   あかがへるさんせう           うを 孫(まご)のめん堂(どう)【囲み線あり】 としより    みる ○まごのめんどうをみる ばゝアそんじやあいに おぼれやくにたゝずの みだありおんを わすれてなんにも  ならずまごをかはふ   よりいねをかへといふ   そのねだん三百やすし それ宮(みや)【囲み線あり】 ○それ  みやは けがでも  させるなと      いふ こもりどうの   をしへなり ひへまきの田【囲み線あり】 いまどやきのとう【囲み線あり】 なまり天神(てんしん)【囲み線あり】 はこにはの跡(あと)【囲み線あり】 ○どうはどのと いふ事也くるはの かふろのことば       なり 子(こ)もり堂(どう)【囲み線あり】 ○このへんの田(た)       に  いたづらだ   こまつ田     おほし 金魚(きんぎよ)船(ふね)のみたらし【囲み線あり】 【右丁枠外左下部】 道中二ヘン 六 【左丁上部】 子をみること おやにしかず おやほど子の めんどうを見る ものなしわきより 見ればそのてまへ がつていふばかりなし 他(ひと)の子のあしきを てほんにしてよきを        いはず  子ゆへのめい所だい一の        ふうけいなり ○やけのゝきじよるの       つるおほし ○三ツ子のたましひ   百までといふこと  あればをしへが   かんじんなり そくゐんじあいは  ふじんのじん【注】       なり 【注 婦人の仁=目前の小さな同情にひかれて、大局を見失うこと。】 ○これより  おししやう山(さん)へ     ゆくみち       あり 【左丁図内】 すなを峠(とうげ)【囲み線あり】 おとなしの滝(たき)【囲み線あり】 あつゝの関(せき)【囲み線あり】 乳母(おんば)山(さん)【囲み線あり】 ○わん  はく寺は ふたおやの しさうぼさつを    あんちす ○きまゝの  もみぢの    めいしよ 於坊(おばう)さんわんはく寺【囲み線あり】 わが侭(まゝ)坂(さか)【囲み線あり】 ○めい ぶつ あか だんご ○この山  どようまつ之まへ まいつき二日に きうの  けふり    たつ  むびやう     の  れうぢ    ば   なり ○ねん ねこと   いふ ねこ おほし ほし井(ゐ)【囲み線あり】 ○めいぶつ  白雪(はくせつ)かうあり   ひい〳〵がら〳〵   かざくるま    てあそび      なり ○ひと〴〵の このみちに まよひふびんに あまへておしへず 山にころばしおくは わろきみちなり  かわゆいこは      ぼうで      そだてよ        とは      よき     をしへなり 子(こ)ゆへのやみ路(ぢ)【囲み線あり】