翻刻
【右丁】
余(よ)旦(たん)か網(あみ)をのかる事あたはず。智 能(のふ)七十二
讃(さん)して。遺筴(いさく)なけれとも腹(はら)をさかるゝうれへ
をまぬかるゝ事あたはずといへり。今(いま)我(わか)た
のみたる竹斎も。名(な)天(あめ)か下にふりけれども妻(つま)
はこりたりとなきくすり。四百四 病(ひやう)をなを
すといへとも。それよりつらき貧苦(ひんく)をまぬか
るゝ事なし。これ人のわさか。天のわさかといへ
れは。長者もかたちわするゝばかり聞(きゝ)居(ゐ)た
り。とやかくせるうちに時刻(しこく)もうつり侍れは
主従(しう〴〵)の人々も。いとま申てかへり
【見返し 資料整理ラベル】
辰
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50
【ラベルの上に小判型朱印】特別
【角印】浅野