翻刻
【右丁 白紙】
【左丁】
竹斎狂哥物語中
第四竹斎目かけに暇乞(いとまこい)《割書:并 ̄ニ竹 若(わか)九藤兵衛か|養子になる事》
しらかはよぶねもつきぬれは。猶(なを)うらめし
き朝(あさ)ぼらけに。竹斎はつくゑにかゝり。つら
づえつき。生老病死(しやうらうびやうし)の世(よ)の中を。観念(くわんねん)半(なかは)
に有けるか。猶五 濁(ちよく)のちりをはなれぬ
うき身(み)とて。としころ通(かよひ)し。をんなのかたへ
今度(こんと)の上洛(しやうらく)のあらましをもかたり。あかぬ
わかれに心よく。いとまこひをも仕(つかまつ)らんと
思(おもひ)ひ【語尾の重複】立(たち)。あしののり物【注】にうちのり。をんなの。
【注 足の乗り物=馬や車の乗り物がなくて、足で歩くこと。】
【右側朱印 丸印外周】明治三八・一一・二・購求・【内円】図
【頭部蔵書印】
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