東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

小児必用養育草 - 翻刻

小児必用養育草 - ページ 103

ページ: 103

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【右丁】 ○出家(しゆつけ)比丘尼(びくに)祢宜(ねぎ)山伏(やまぶし)覡(かんなき)の類(たくひ)の人に見する事なかれ 祈祷(きたう)などする事あり共病者に見せずしてなす べきなり ○生人(せいじん)往来(わうらい)をいむとは見 馴(なれ)ぬ人の往来(ゆきゝ)するをいふ なり熟(じゆく)し馴(なれ)ずしてなま見しりといふ心なり又 一説に生れ子の類新 産(さん)の婦人(ふじん)をもいふとあれは二 ツながらいみたるがよきなり ○孝服(かうふく)の人をいむとは親の服忌(ぶくき)ある人をいふなり ○月水ある女をいむはいたつて不浄なれはなり ○酒に醉(ゑい)てその息酒 気(け)あつてくさき人 ○葱(ひともじ)韭(にら)の類の臭(くさ)き物をくひたる人いはんや五辛(ごしん)の 【左丁】 類 家内(けない)に入ること事なかれ《割書:五辛とは葱の類の臭きをいふ仏(ふつ)|家(け)道家(たうけ)の二説あり本草綱目(ほんさうかうもく)蒜(さん)》 《割書:の条下(てうか)を|考へし》 ○瘡毒(さうどく)を煩(わづら)ふ人その外にても腫物(しゆもつ)にて膿血(うみち)を出(いだ)す 類の人 ○いかりのゝしり声(こへ)高(たか)く喧嘩(けんくは)口論(こうろん)する人 ○腋気(ゑきき)ある人わきがの事也又 狐臭(こしう)といふ ○息(いき)のくさき人 総(そう)【惣】じて身持(みもち)不浄(ふじやう)にしてくさき人 ○遠路(ゑんろ)をありき又は力(ちから)わざなどして骨(ほね)を折て 汗(あせ)くさき人 ○房事(ばうじ)をなしたる人 ○硫黄(いわう)の臭(か)