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【右頁】
【以下八つの符号に関しての説明】
【符号一】如此 紋(もん)の形(かたち)を魚刺(ぎよし)といひて魚(うお)の尾(を)ひれのごとく
あるときは驚風(きやうふう)痰(たん)𤍽(ねつ)の病(やまい)を生ずと心得べし
【符号二】如此の形を懸針(けんしん)といひて針(はり)をかけたるごとくある時
には傷風(しやうふう)泄泻(せつしゃ)積(しやく)𤍽(ねつ)の病を生ずるなり
【符号三】如此 水字(みづのじ)の形(かたち)のごときは食積(しよくしやく) 咳嗽(がいそう)驚疳(きやうかん)の病を生
ずるなり
【符号四】如此 乙(おつ)の字(じ)の形(かたち)のごときは肝(かん)病 驚風(きやうふう)の病を生ず
るなり
【符号五】如此 蟲(むし)の形(かたち)のごときは疳蟲(かんちう)大腸(たいちやう)の穢積(ゑしやく)の病を
生ずる也
【符号六】如此 環(くはん)の形をあらはす時は疳積(かんしやく)吐逆(ときやく)の病を生ずる也
【左頁】
【符号七】如此の乱(みだれ)たる紋(もん)をあらはすは蟲氣(むしけ)としるべし
【符号八】如此 珠(たま)の形をあらはすは死証(ししやう)としるべし
◯全幼心鑑(ぜんようしんかん)に虎口の三關(さんくはん)男(おとこ)は㔫(ひだり)女は右(みぎ)の手(て)の食指(ひとさしゆび)の
三節下を風關(ふうくはん)として寅(とら)の位(くらい)に應(おう)じ中を気關(きくはん)として
卯(う)の位に應(おう)じ上を命關(めいくはん)として辰(たつ)の位に應ず其 紋(もん)
の色 紫(むらさき)なるは𤍽(ねつ)としるべし紅(くれなひ)なるものは寒(かん)としるべし青(あをき)
は驚風(きやうふう)白(しろき)は疳(かん)の虫(むし)黒(くろき)は中悪(ちうあく)《割書:中悪とは邪氣(じやき)悪氣(あくき)|にあたりたるをいふ》黄(き)なるは
脾(ひ)の病(やまひ)としるべし右(みぎ)の紋(もん)風關(ふうくはん)にあらはるゝをその病
軽(かろ)しとしるべし気關(きくはん)にあらはるゝはその病重し命關(めいくはん)
にあらはるゝものは多(おほ)くは治(ぢ)しがたしとしるべし
◯王隠君(わうゐんくん)の説に小児(せうに)の眉間(みけん)に青筋(あをきすぢ)をあらはすものは