東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

小児必用養育草 - 翻刻

小児必用養育草 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

【右頁】 ぞ家族(かそく)のみにしてやぶさかにせん梓(あつさ)にちり はめて世(よ)とともにもてあそばゝ育草(そだてくさ)はび こりて裔(ひこばへ)のひこ孫(まご)瓜(おほうり)瓞(こうり)のつるのむま子(ご) を見ん事(わざ)終(おは)るときあらんやとてそのことを つゐてゝおくるものならし【注】 元禄十六癸未歳仲秋日    筑前(ちくぜん)植木(うえきの)逸民(いつみん)香月(かつき)五平(ごへい)子(し)秀房(ひてふさ)書               【印】 【注 ならし=断定の助動詞「なり」に推量の助動詞「らし」の付いた「なるらし」の変化したもの。「~であるらしい」の意。近世の文語用法として推量の意味を失い「なり」の断定をやわらげた表現として用いる。】 【左頁】 小兒(せうに)必用(ひつよう)養育(そだて)草(くさ)巻一       目録(もくろく) ㊀ 小兒(ちご)養育(よういく)の緫論(そうろん) ㊁ 誕生(たんじやう)の説(せつ) ㊂ 児子(ちご)生(むま)れて即時(そくじ)に用(もちゆ)る薬剤(やくざい)の説(せつ) ㊃ 児子(ちご)取擧様(とりあげやう)の説(せつ) ㊄ 臍帯(ほそのを)を断(たつ)の説 ㊅ 産湯(うぶゆ)の説(せつ)《割書:付たり|》常(つね)に浴(ゆあみ)するの説(せつ)