東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

魚類精進/早見献立帳 - 翻刻

魚類精進/早見献立帳 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】 二汁(にじゆう)七菜(しちさい)椀数(わんかす)の事(こと)並 書方(かきかた) 【上段】  献立 生盛(いけもり)  汁(しる) 坪皿(つほざら)  飯(めし)  香(かう)の物(もの)  二(に)の膳(ぜん) 刺味(さしみ)  二ノ汁(しる)   《割書:ちよく付》  引テ 大猪口(ちよく) 平皿(ひらざら)  吸物(すひもの) 茶碗(ちやわん)      くはし   已上 【下段】  上(うえ)の献立(こんだて)は二汁(にじゆう)  香(かう)七さいといふ香(かう)と  いふは香(かう)のものをも  菜(さい)かずに入(い)るゆゑ也  本七菜(ほんしちさい)といふときは  杉焼(すぎやき)あるひは中皿(ちうざら)など  香(かう)のものをかずに入(いれ)る  七菜(しちさい)をいふ五菜三さ  いもこれに同じ ◯今(いま)の世(よ)には坪皿(つほざら)は  不流行(ふりうかう)なれども本(ほん)  料理(れうり)には必(かな)らず用ゆ  る事なり三さい五  さいにはくはしわんにしても  引べし 【左丁】 一汁(いちじゆう)本五菜(ほんごさい)《割書:本文に㊄本文の|印(しるし)を合す》一汁(いちじゆう)三菜(さんさい)《割書:同く㊂の|印(しるし)を合す》 【上段】   献立 ㊄刺味(さしみ)  汁(しる)     飯(めし)   香のもの  引テ ㊄大猪口(ちよく) ㊄平皿(ひら) ㊄菓子(くはし)椀(わん)《割書:平皿をふ用|ときはくはし椀|にしてそへ出す》 ㊄茶碗(ちやわん)       吸物     くはし      已上 【下段】   献立     汁(しる)  ㊂ 猪口(ちよく)      飯(めし)   かうのもの   引テ ㊂ 平皿(ひら) ㊂くはし 椀(わん)《割書:坪(つぼ)皿を用ひる|ときはくはし椀|なし》      吸物     くはし      已上