翻刻
【右丁】
四月 魚類(きよるい) 《割書:二汁《割書:香》七菜|一汁 五菜|一汁 三菜》
生盛(いけもり) 《割書:生ず| すゝき| 岩たけ| し そ| くり》 汁(しる)《割書:ふくさ| やきあゆ| 根 いも| 青山せう》
㊄ 坪(つぼ) 《割書:うすくずだまり| 小鳥あんへい| ゆりね》 飯(めし)
《割書:平にも》 香のもの
二
㊄ さしみ 《割書:鰡(ぼら)細作り|むしりゑひ|おし瓜| わさび》 汁(しる) 《割書:すまし| ふぐ干皮(ひかは)| うちわなすび》
猪口 いりさけ
《割書:㊄|㊂》茶碗(ちやわん)《割書:みそに| はも| てんふら| こばう| さかき》
【左丁】
引而
㊂猪口(ちよく)《割書:うにあへ| 生(なま)ぶし| めうが》 吸物(すひもの)《割書:うしほ| むすび| きす□| みる》
《割書:㊄|㊂》春寒(しゆんかん)《割書:たい|赤がひ|竹のこ|わらひ|うめ干》 くはし
焼物(やきもの)《割書:ます|あんかけ》
已上
〇はもをほねきりにしうすせうゆにて一
へん付やきにしこまのあふらにてさつと
あげてよし
〇むしりゑひはさつとゆにしてむしりてよし
又生にてむしりてもよし
〇小鳥あんへいはみたゝきをよくすりて
くすをいれてむすべし
〇うちわなすびは小なすひをたつにじくとも
きるべしかたちうちわのごときをいふ