翻刻
【右丁】
夏(なつ) 三月(みつき) 魚類(ぎよるい)《割書:二汁《割書:本》七菜|一汁 五菜|一汁 三菜》
㊄生盛(いけもり)《割書:生ず| あらひ鯛(だい)| うど| しらが| 小しそ》 汁(しる)《割書:ふくさ| 赤(あか)がひ| 竹わ| とうふ》
㊄坪(つぼ) 《割書:すゞき|大しいたけ|丸むき| かもうり》 飯(めし)
《割書:五さいには| 手皿にすべし》 香もの
二
さし味(み) 《割書:藻(も)うを|夕かほ|わさび
》 汁(しる) 《割書:すまし| は も| まつな》
ちよく いりさけ
《割書:㊄|㊂》大猪口(ちよく)《割書:゜あはび| れんこん| わたあへ》
【左丁】
《割書:㊄|㊂》茶碗(ちやわん) 《割書:花(はな)ゑび|岩(いは)たけ|おろしみそ》
吸物(すひもの)《割書:すまし|うづらくき|干ざんせう》
《割書:㊄|㊂》菓子椀(くはしわん)《割書:さ ぎ|こぼう| せにぎり》
くはし
中皿(ちうざら) 《割書:きんこ|なすび》
已上
〇わたあへは生貝をくるりをとりうすぜうゆ
にてさつと味をつけ小角いとつくり心まかせ
にきりさてわたは酒しほぜうゆにてよく
たきすりばちにてすり袋をとりて
あへうなり
〇ごぼうのぜにぎりはゆにして小かたなに
てしんのすきたる処を小ぐちよりくり
ぬきうす〳〵と小口ぎりなり