翻刻
【右頁】
【台所 竈の前の煮方の図】
煮方(にかた)
四季(しき)寒暖(かんだん)
にしたがひ夫(それ)々(〳〵)の
かげんは煮方(にかた)の
巧拙(こうせつ)にありいか程(ほど)
山海(さんかい)の珍味(ちんみ)を尽(つく)
すともかげんあしきは
ふちそうといふべし
【左頁】
【台所 調理をする料理方 包丁で野菜の皮を剥いている】
料理方
家(いへ)々(〳〵)の流義
ありて等(ひと)しくは
いふべからずされど
あまり巧(たくみ)なれは
しぜんの美(び)
味(み)をうしなふ
事あり
心すへし