翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

竹斎療治之評判 2巻 - 翻刻

竹斎療治之評判 2巻 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

又/料理(れうり)のめつらしき躰は病人方(びようにんかた)にて点(てん)さへかゝれ は何やうにしても毒(どく)にはならぬと思ふ人をおしゆ る成(なる)へし〇/扨竹斎薬(さてちくさいくすり)は何(なに)をか用(もちひ)けんかさけの 病人(びよう尓ん)はなもをちす年もくさりてさん〳〵のものに なりて竹斎(ちくさい)をしりる也/竹斎(ちくさい)そこにて西行桜(さいぎやうさくら) の謡本(うたひほん)を取出(とりいだ)してはなをちゑたくつる所(ところ)の/證(しやう) 拠(こ)に/引(ひき)けり是(これ)も前(まへ)かたの通(とをり)/医書(いしよ)たてを云(いふ)人 をそしるなり此煩(このわつらひ)は此やうになりゆくものなり 唐よりも加様(かやう)に申/来(きたり)候とて我難(わがなん)を遁(のが連)たがりて 云(いふ)人おほしそ礼を下心に/笑(わらふ)なり