翻刻
【右丁 上段】
男木女火子五人
あり内(うち)三人は大ひに
よしはじめは口舌(くせつ)
あれども後(のち)富貴(ふうき)也
命(いのち)もろともながし
但(たゞ)し主祖(しゆそ)のたゝり
有(あり)祭(まつ)り之よし
○男木女木 初(はしめ)よし
後(のち)悪(わる)し子(こ)二人か
五人あるべし荒神(くわうしん)
をまつりてよし
ひんせんにして取(とり)
【左丁 上段】
わけはらあしき也
○男木女土子三人
あるへし邪見なれ
ば子のゑんなしつ
ねに石ふみあり神
仏(ぶつ)につかへてよし
○男木女金はじめ
よし後(のち)あしく子(こ)
二人あるべしことに
成長(せいちやう)して口舌事(くせごと)
あるべし
○男(おとこ)木(き)女(おんな)水(みづ)生(むま)るゝ
【右丁 下段】
右近(うこん)
わすら
るゝ
身(み)をば
おも
は
ず
ちかひ
てし
人(ひと)の
いのちの
おしくも
あるかな
【左丁 下段】
参議(さんぎ)等(ひとし)
あさぢふの
をのゝ
しのはら
しのぶ
れ
ど
あまり
て
などか
人(ひと)の
こひしき