翻刻
【右丁 上段】
んあり
○男 火(ひ)女 金(かね)悪(わろ)
し但(たゞし)半(はん)吉(よ)しなり
子二人か三人ある
へし衣服(いふく)ともに
とぼしきなり但(たゝし)
人にしらるゝことも
あるべしこうじ荒神(くわうじん)を
祭(まつ)るべし
○男 火(ひ)女 水(みづ)大に
わろし子あれど
もひんせんなり又
【左丁 上段】
衣食(いしよく)ともにとぼし
きなり口舌(くぜつ)多(をほ)し
子三人の内(うち)壱人は
わろし
【挿絵】
【右丁 下段】
清原元輔(きよはらのもとすけ)
契(ちきり)きな
かたみに
袖(そで)を
し
ぼ
りつゝ
すゑの
まつ山
波(なみ)こさし
とは
【左丁 下段】
中納言(ちうなこん)敦忠(あつたゞ)
あひみての
後(のち)の
心(こゝろ)
に
くら
ぶ
れば
むかしは
ものを
おもはざり
けり