翻刻
【右丁 上段】
右の日 物(もの)を仕初(しそめ)るにも
人にものいひかへるに
もじようじゆすること
かたし何事(なにごと)にもつ
かふべからず
【縦線あり】
○毎月あく日
四日十一日十八日廿五日
此日 暮(くれ)六時より夜
九ツ時まで悪日なり
八日十五日廿二日廿九日
朝(あさ)六ツ時より昼(ひる)九ツ時
まで悪日なり毎
【左丁 上段】
月この日成就せぬ
日なり
○願成就(くわんしやうじゆ)日
正月 とらの日
二月 み の日
三月 さるの日
四月 ゐ の日
五月 う の日
六月 むまの日
七月 とりの日
八月 ね の日
九月 たつの日
【右丁 下段】
源俊頼(みなもととしより)朝臣(あそん)
うかりける
人(ひと)を
はつ瀬(せ)の
山(やま)
おろし
はげし
かれとは
いのらぬ
ものを
【左丁 下段】
藤原基俊(ふじはらもととし)
契(ちきり)おきし
させもが
露(つゆ)
を
命(いのち)
にて
あはれ
ことしの
秋(あき)も
いぬめり