翻刻
【右丁 上段】
十月 ひつじの日
十一月 とりの日
十二月 うしの日
【縦線あり】
○物(もの)をたちきら
ざる日
正月《割書:とら|とり》二月《割書:う》
三月《割書:たつ》四月《割書:さる》
五月《割書:いぬ》六月《割書:い》
七月《割書:とら|う》八月《割書:い》
九月《割書:たつ》十月《割書:さる》
十一月《割書:ね》十二月《割書:いぬ》
正月七日
七月七日
【左丁 上段】
八月六日
九月二日
右の日大に悪(わる)し
晴明(せいめい)が物立(ものたち)あく日
つちのとのみかのへかのと
此日 男(おとこ)の衣(き)るいた
つべからず
きのへさるの日は女の
衣(き)るいたつべからす
又 月(つき)のさはりあるとき
ものたつべからず
よく〳〵つゝしむべし
【右丁 下段】
法性寺入道(はふしやうじのにふどう)前関白(さきのくはんばく)
太政大臣(たいせうたいじん)
わだのはら
こぎ出て
みれば
ひさ
かたの
雲井(くもい)
に
まがふ
沖津(おきつ)
しら浪(なみ)
【左丁 下段】
崇徳院(すとくいん)
瀬(せ)をはやみ
岩(いは)に
せかるゝ
滝(たき)
河(かは)
の
われても
すゑに
逢(あは)むとぞ
おもふ