東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

百人一首 - 翻刻

百人一首 - ページ 43

ページ: 43

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【右丁 上段】 ○女中(ぢよちう)文(ふみ)かきやう 女のふみはいかにもやさ しくあるべし文(ふみ)は 言葉(ことば)をうゑに遣(つか)は ずよみにつかふべし たとへば昨日(さくじつ)をさく日(じつ) といふごとくさくじつは うゑなりきのふは よみなり今日(こんにち)をけふ 一昨日(いつさくじつ)をおとつひなど かやうにつかふことなり ○墨(すみ)つぎはいかにも 【左丁 上段】 濃くかくべきことな れどもあまりにこきは いやしければ見合(みあい)【注】て 書(かく)く【衍ヵ】べし ○文字(もじ)のくだりのこと 句(く)ぎりをよくかくべし 【縦線あり】 【挿絵】 【右丁 下段】  源兼昌(みなもとかねまさ) 淡路島(あはぢしま)かよふ 千鳥(ちどり)  の なく  こゑに   いく夜(よ) ねざめぬ  須磨(すま)の   せきもり 【左丁 下段】  左京太夫(さきやうのたゆふ)    顕輔(あきすけ) 秋(あき)かげ【「ぜ」の誤】に たなびく   雲(くも)の 絶(たへ) 間(ま)  より もれ出(いづ)る    月(つき)の 影(かげ)のさやけさ 【注 「い」は「は」に見えるが、次コマ12行目「第一」の振り仮名「だいいち」の「いち」の「い」が「は」に見えるが「い」であるのと同じ。】