東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

百人一首 - 翻刻

百人一首 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁 上段】 右(みぎ)の七色(なゝいろ)を粉(こ)にして 浴(ゆあみ)のとき肌(はだ)にぬり あらへばつやを出し はだへを濃(こま)やかにし 汗瘡(あせぼ)にきびすべて 肌(はだ)のあしきをもこま かになること妙(めう)なり此(この) 洗(あら)ひこは初(はじ)め小糠(こぬか)か から粉(こ)にて洗(あら)ひたる 上(うへ)を絹(きぬ)の袋(ふくろ)に入(いれ)て あらふべし白粉(おしろい)を はしらせ艶(つや)を出(いだ)す也 【左丁 上段】 ○懸香(かけかう)匂袋(にほひふくろ)方(はう) ○新枕(にいまくら) 沈香(ぢんかう)《割書:四匁|二分》丁子(てうじ)《割書:四匁》 甲香(かふかう)《割書:半両》白檀(びやくだん)《割書:一匁》 麝香(じやかう)《割書:二分》薫陸(くんろく)《割書:五分》 ○蓬生(よもぎふ) 麝香(じやかう)《割書:二匁》龍脳(りうなふ)《割書:五匁》 菊花(きくくは)《割書:五匁》 ○菖蒲(あやめ) 沈(ぢん)かう《割書:一匁》丁子《割書:八分》 白檀(ひやくだん)《割書:一匁|二分》甘松(かんせう)《割書:八分》 麝(じや)かう《割書:四分》龍(りう)のふ《割書:二分》 【右丁 下段】  殷富門院(いんふもんいん)大輔(たゆふ) 見せばやな  をじまの あまの 袖(そで)  だにも  ぬれ   にぞ 濡(ぬれ)し  色(いろ)は  かはら    ず 【左丁 下段】  後京極摂政(ごきやうごくせつしやう)   前太政大臣(さきのだいぜうだいじん) きり〴〵す   なくや 霜(しも) 夜(よ)  の さむしろ    に  衣(ころも)かたしき  ひとりかもねむ