翻刻
【右丁 上段】
○大日本国尽(だいにつぽんくにづくし)
五畿内(ごきない)《振り仮名:五ヶ国|ごかこく》
山城(やましろ) 大和(やまと)
河内(かはち) 和泉(いづみ)
摂津(せつつ)
東海道(とうかいだう)《振り仮名:拾五ヶ国|じふごかこく》
伊賀(いが) 伊勢(いせ)
志摩(しま) 尾張(おはり)
参河(み▢▢) 遠江(とほ〳〵み)
駿河(する▢) 甲斐(かひ)
【左丁 上段】
伊豆(いづ) 相模(さがみ)
武蔵(むさし) 安房(あは)
上総(かづさ) 下総(しもふさ)
常陸(ひたち)
東山道(とうさんだう)《振り仮名:八ヶ国|はつかこく》
近江(あふみ) 美濃(みの)
飛騨(ひだ) 信濃(しなの)
上野(かふづけ) 下野(しもづけ)
陸奥(むつのく) 出羽(では)
北陸道(ほくろくだう)《振り仮名:八ヶ国|はつかこく》
【右丁 下段】
正三位(しやうさんみ)家隆(かりう)
風(かぜ)そよぐ
ならの
小河(をがは)の
夕(ゆ▢)
ぐ
れは
みそぎぞ
夏(な▢)の
しるし
なり
ける
【左丁 下段】
後鳥羽院(ごとばのいん)
ひともをし
人(ひと)も
うらめし
あぢき
な
く
世(よ)を
おもふ
ゆへに
もの
おもふ身(み)は