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コレクション: STAGE7

風俗畫報臨時増刊第百九十九號 明治三十二年十月各地災害圖會(前編之續) - 翻刻

風俗畫報臨時増刊第百九十九號 明治三十二年十月各地災害圖會(前編之續) - ページ 15

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【右ページ上段】      同日午後七時五十分      板橋署発  荒川筋戸田橋際平水より八尺九寸五分増水尚ほ増水するの模  様      同日午後八時十分       府中署発  コレマサ地先多摩川平水より六尺増水す      同日午前十一時延着     小松川署発  午後九時にて管内江戸川増水二尺五寸中川四尺増水      同日午後四時十五分      千住署発  只今荒川筋平水より四尺増水の模様あり      ●八日午前八時四十五分    八王子発  浅川筋昨日より三尺減水せり      同日午前八時二十五分     府中署発  午前七時府中地先の多摩川平水より五尺三寸増し満水より三  尺七寸減ず      同日午前十時五分       千住署発  荒川増水三尺五寸、綾瀬川増水七尺五寸、中川増水四尺にて  今の所危険なき見込み      同日午前一時         府中署発  昨日午後九時府中町字地先多摩川堤防尻長凡そ十三間缺壊せ  り人家典田畑には異状なし      ●九日午前一時二十五分   小松川署発  江戸川七尺四寸尚ほ増す模様沿岸を警戒せり      同日午前三時四十五分    同  署発  江戸川午前三時の量に依れば七尺七寸となる最早増水且つ危  険の虞れなし 【右ページ下段】      同日午前六時四分       千住署発  荒川千住大橋際にて増水五尺尚ほ増す模様      同日午前七時         府中署発  西布村字四ツ谷、山谷地先多摩川入樋口堤防危険の虞れあり  し場所は午後十一時半頃防禦功を奏し一時堰止めたり追々減  水に付最早決壊の虞れなき見込      同日午前七時二十分      板橋署発  午前一時荒川戸田橋際にて一丈九尺二寸に増水す      同日午前九時二十二分     千住署発  午前九時大橋際の量に依れは五尺七寸の増水となれり尚ほ漸  次増す見込千住町字中組の河原通行止りしも午前八時より渡  船六艘を以て通行を便す危険の虞れなし      同日午前十時         同 署発  綾瀬川五尺程増水の模様      同日午前十時二十分      府中署発  多摩川二尺三寸減水す      同日午前十一時        千住署発  荒川五尺八寸尚ほ増水の模様    ◎権現堂堤防の壊決 利根川沿岸権現堂堤といへるは。群馬、栃木、埼玉、茨城の四 県に跨る長堤にして。今を距る九十八年前享和二年壬戌七月一 日の夜破堤し。河水氾濫。八州の野を覆ふて。江戸下町を浸し。 本丸大手下馬先に及べり。されば其後幕府に於て。盛に土工を 起し。大に権現堂堤を修築したりしかば。爾後亦如何なる大洪 水と雖も。些少の危害をも生せざるに至れり。然るに去る明治 二十九年九月十六日。府下南足立郡花畑村六ツ木の堤防決壊し 【左ページ上下二段に挿画】 【上段、右から左へ横書き】 神田小川学校壊倒の図 【下段、右から左へ横書き】 権現堂堤防水工事当夜の図