Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

      陸奥 相馬 中邑連 宇和空也 をかしさに千軒口もゆり出す万歳楽の春は来にけり                 突々法師 咲花の三番叟なる梅か香をほかへはやらし袖に留けり                 嘉世福也 いつかはや十日の雨のめくみとて草もはつかに萌にけらしな                 橋上凉風 火吹竹あな面白く吹出すかせにそろ〳〵もゆる若草                 算盤玉丸  やつと立春の重荷は山〳〵のかたにかゝれるはつ霞かな                   千歳亭鶴束 福寿草花の強さは石臺のつちをもり出す亥のとしの春                 長橋 渡 百日もちらてあれかし九十九夜かよひても見ん小町桜は                 千唐有武 ふんといふ匂ひは風に愛相のこほれかゝれる桜の/英(ハナブサ)