Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

         東都     李下齊東邑 和音さへ舌もまはらぬ鴬のまたいとけなき春の口もと                 笆屋星員 /洞床(ホラトコ)に今朝かけそむる春なれやそらにかすみのふとしくもあり                 辛崎松元 舩子ともとりつく綱のはる霞引て登れる淀の明ほの          上総     和氣吉丸 春の野のしはゐにひらく弁当も雪に真白き三角の飯      ○陸奥 白川     徳井笛安  かけとりはとこへかとんて明ほのゝよろこひからす告渡る春                 豊御代住 をりくへるたきゝの小野にかまとほとこゝやかしこにもゆる若草      ○仝  郡山     紀喜賀内 人はいさ磯家が軒にほすあみのめにさへとまる花の夕風       仝   湯原    龍岳亭苦成 南山のかたより帰る雁かねはとひ行列もかけす崩れす