Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 22

ページ: 22

翻刻

      上野 大間々 千載連 東田舎丁稚 摘入てかいまの若菜かそふれはひと色見えぬ野路の夕暮                  一丁羽狩 七種の芹/摘(ツム)沢に春しりてねをあらはせる今朝のうくひす                  知部方頼 酒くせと人やいふらん桜狩またあとをひく翌の相談                  鳴子網彦 たつ筆にみくたりはかり書始も暦の文字もふとき初春                  若草末繁 今朝向ふ雑煮の膳の吸口にふきいれてよき風の梅か香                  霍岡舎有人 野を遠み毛色はそれとわかねとも遊ふかけのみ見ゆる春駒     ○下野 鹿沼 芙蓉連   山望亭安良 くり返す日記より筆のしん〳〵とねむけをつける宿の春雨                  奧津堂宮住 庭つもりなたつくりしもうるはしく東邊ほくの梅は咲ぬる