Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 26

ページ: 26

翻刻

   ○            出世鯉人 春の海真帆も片帆も朝凪のかすみにはるか引おくれたり         浅草例     田原常則 鴬のつけ子に経はすり餌よりかんてふくめるやうに教る                 東山堂数良 春来ても田舎産の鴬ははにかむ虫やひらひ鳴する                 浅葉菴音芳 田の西の水にも枝をあらひ髪風にはりつく春の青柳                 浅子亭市成 野遊のくわへきせるも長閑には煙の霞たつはなのさき                 浅縁菴春告 蒲団着た都の山もあたゝかく春の日あしの踏延したり