Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 31

ページ: 31

翻刻

       陸奥 相馬 中邑連 結尾志丸 姿をは底に見るともまよはたとやなきはまゆをぬらす池水        三河        桜木亭皮人 ぬり鞘のはけめのかすみ引空にくりかたなりの三日四日の月                  庭柯菴連成 また鍬も入さる春のあら小田にすきもあらせす性なくなり                  十千亭道成 宇治山にひける霞は薄茶ほときせんの人の目やさますらん                  文喜亭早雄 冨士の山今朝はかすみのほころひて綿ほと峯に見ゆるしら雪                  浪上則速 賎の子か手習ふ砂の文字に似てかきけすことく帰る厂かね                  朝倉菴三笑 春の来る手本と人のいひならふほにはの梅の青軸       ○東都  不二見連  能琴有鶴 此ころの日和はしかとすはらねと横にはならぬ春雨のあし