翻刻
仝 桜井 三有舎河島
箸紙とともに我手もしのゝめに水引むすふ初手水かな
仝 干泻 捨貝堂干泻
去年よりも手まはしをして咲いたすはしら暦の日あたりの梅
山玉亭数義
好に身をやつすはかりよきのふけふあすかの山の花にうかれて
○下野 大田原 釜臍主
子日する野辺より大夫買にいなはいとし若松根曳にやせん
安気方頼
故郷へはれの袂や飾るらんにしきたかたと帰る厂金
玄仲那言匕盛
煎豆にうち出して歟けふ春の山は青鬼花は赤鬼
紀画楽多
手を出して見れはふれとも柔術の屋わらかにのみあたる春雨
紀津々丸
ほねと見るよし野の山のさくら鯛とりわけ花のみところにして