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コレクション: 養蚕の書

養蚕秘録 3巻. [2] - 翻刻

養蚕秘録 3巻. [2] - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 差掛(さしかゝ)り人の衣類(いるい)も□□□#1違(ちが)ふ べし爰(こゝ)の順気(じゆんき)を考(かんが)へ我家(わがや)の 陽気(やうき)を能(よく)おぼえ養育(やうゐく)すべし 家(いへ)の内(うち)の寒暖(かんだん)を拵(こしらへ)るを陽気(やうき) を取(と)るといふなり又 余所(よそ)に戸(と)を さすを見て手前(てまへ)の戸(と)をさす べからず余所(よそ)に戸(と)を明(あく)るを見て 手前(てまへ)の戸(と)を開(あく)べからず陽気(やうき)は 家々(いへ〳〵)にて違(ちが)ふべし唯(たゞ)手前(てまへ) の陽気(やうき)を能(よく)覚(おぼ)へて加減(かげん)する事 肝要(かんえう)なり 【左丁】  鷹(たか)の居起(ゐおき)手入(てい)れの事 蚕 鷹(たか)の居起(ゐおき)までにも二日 目毎(めごと)に 居尻(ゐじり)取替(とりかゆ)べし桑 拵(こしら)へは庖丁(ほうちやう)押(をし) 切(ぎり)の類(るい)にて蚕に見合(みあは)せ少しあらく きりて是を五分 四方位(よはうぐらひ)の篩(とをし)にて とをし箕(み)にて木(き)の類(るい)埃気(ごみけ)を去(さり) 能程(よきほど)にしてむらなくふりかけ喰(くは)す べし雨天(うてん)にて蚕の居(ゐ)うらにかび など出来(でき)る事あり其時(そのとき)はあらきすり ぬかを蚕のうヘに少(すこ)し宛(づゝ)ばら〳〵と ふりて後(のち)桑(くわ)を喰(くは)すべし居(ゐ)うら 【右丁図中】 桑(くわ)を  とる図 【左丁図中】 桑(くわ)拵(こしらへ)る 図(づ)